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スマイル倶楽部の最近の出来事です

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第61回フォーラム終了
2012/11/12

11月10日、11日の両日、仙台市のシロナデンタルシステムズ仙台支店研修室を会場に、第61回のスマイル倶楽部フォーラムが開催された。
初日のゲスト講師に、公立南三陸診療所歯科口腔外科部長の斎藤政二先生を招いて、東日本大震災の経験と医療再生の軌跡を、多数の写真、ビデオを使って紹介していただいた。マスコミからの情報だけでは知りえない、まさに現場で体験された生の感想を、客観的に淡々と語られたが、とても重みのある話だった。災害直後から復興までの各フェーズごとに、医療の現場はどう対応してきたか、そして今後どのように再建していくのかを具体的に説明していただいた。iPS細胞による「再生医療」と同じくらい南三陸町の「医療再生」は感動的で、ノーベル賞に値すると思った。まだ医療再生は完了したわけではなく、道半ばである。最後に供覧されたスライドショーを見ながら、涙をこらえるのが大変だった。

懇親会では、翌日の講師である菅野太郎先生も同席され、二人の講師を囲んで和気藹藹、いつものように本音トーク炸裂で夜が更けた。

二日目は、東北大学補綴科・助教の菅野太郎先生による「補綴のドグマ」と題した講演会。これまで当たり前とされてきたような補綴の様々な手技を、多数の文献的エビデンスをもとにバッサバッサと斬りまくっていく痛快さは、参加した一同があっけにとられた。先生の「咬合調整をしている時間に、プラークコントロールの大切さを患者に植え付けろ!」という持論には、いささか違和感を覚えたものの、歯周管理の重要さを補綴医の立場から熱く語る姿には敬服した。歯科治療における本質には「疾病治療」と「再建治療」があり、患者が歯科疾患・歯牙崩壊を引き起こす源流にNeglect(怠慢・放置・興味がなくなること)しないように、術前から術後まで医療従事者が努力することが大事であると、情熱的に語る姿には感動を覚えた。

今回もまた、熱気に満ちた二日間を過ごすことができた。

第61回スマイル倶楽部フォーラム開催のお知らせ
2012/10/03

次回フォーラムは下記の要領で開催します。
会員のみのクローズドなフォーラムです。

■日時:2012年11月10日(土)14:30開始 
         11日(日)16:00終了
■場所:シロナ・デンタル・システムズ株式会社仙台支店研修室
   仙台市青葉区花京院二丁目1 番65号 花京院プラザ2階

■プログラム:
【10日(土)】
14:00 受付開始
14:30 開会とタカギの挨拶
15:00 シロナからのお知らせ
16:15 講演「南三陸町歯科医療再生の軌跡」-東日本大震災の経験-
    講師:斎藤政二先生(公立南三陸診療所 歯科口腔外科部長)
    *志津川病院で半身濡れながら患者を救出し、病院屋上でヘリを待ちながら患者や職員たちと経験した震災当日の話も、その後の復興への苦労話も、政二先生が話すとなぜかこちらが勇気がもらえるはず・・・
18:30 懇親会「和食・波奈(はな)」定禅寺通店

【11日(日)】
09:30 開場
10:00 講演「補綴のドグマ - 臨床医のための歯科補綴学再考 -」
    講師:菅野太郎先生(東北大学大学院歯学研究科咬合機能再建学分野)

12:00〜13:00 昼食 
13:00 菅野先生の講演つづき
16:00 閉会

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出欠は10月末日までメールでお願いします

第60回フォーラム盛会に終了
2012/07/30

7月28−29日の両日、山形市アイナリースクエアにて第60回スマイル倶楽部フォーラムが開催された。

特別講演の講師に、現在歯科用の回転切削器具の国際シェアナンバーワンの潟iカニシの社長、中西英一氏を迎えて、日本から世界へのグローバリズムについて講演をしていただいた。
世界一になるまでの道のりについての話は、分かりやすく、そして興味深いものがたくさんあった。モノづくりだが、そこにはものすごい血の通った魂が込められていることを知った。中西社長は、学生時代にはワンゲル部で世界の山を登りまくり、自転車での欧州一人旅も経験されている。
物腰の柔らかさ、穏やかな喋り口調とは裏腹に、彼の内なる部分に潜むものすごいパワー感じた。

懇親会は山形グランドホテルにおいて行われ、お酒が入ってリラックスした雰囲気の中でさらに中西社長のフィロソフィーに触れることができた。また、今回はヴァイオリンとピアノの美人デュオの演奏もあり、とても華やいだ。

二日目は、会員の熊坂先生、山口敦先生からのいま日本の歯科医療、特にインプラント診療のおかれた状況についての講演があり、直接的、間接的な考察がなされた。
最後は、高木による「人間関係をいかに良好に構築するか」ということを、エリック・バーンによって提唱された「交流分析」をベースに科学的に考察した。

35℃に及ぶ猛暑の山形で、参加者は熱く燃えるディスカッションを繰り広げ、有意義な二日間を過ごした。


第60回フォーラムのご案内
2012/06/17

◆日時:2012年7月28日(土)15:00−29日(日)15:30
◆場所:山形市 アイナリー・スクエア (高木歯科医院隣)
    http://www.inaly.com/
    山形市十日町1-2-30 D'グラフォート十日町タワー2F

◆プログラム(多少の変更があるかもしれません)
7/28(土)
14:30 開場、受付開始
15:00 開会
15:10 「世界から日本へ。日本から世界へ」の趣旨説明 高木幸人
15:15 講演「旅からまなぶ、歯科医療の過去、現在、未来」 高木幸人
16:40 講演「中西からナカニシ、そしてNSK」(仮題)
       講師:潟iカニシ社長 中西英一先生

18:30 懇親会 山形グランドホテル
        http://www.yamagatagrandhotel.co.jp/ 
     スペシャルゲスト(♀二名)乞うご期待!

7/29(日)
09:00 開場
09:30 症例検討会 座長:佐藤功二先生
10:10 講演「八戸から世界を睨む。その視線の先」(仮題)
        講師:熊坂 覚先生
12:10 昼食
13:30 講義「歯科臨床における交流分析」講師:高木幸人
15:30 終了

◆◆ サイクリング企画 ◆◆
7/28(土)「ゆっくり・まったりサイクリング」を企画しました
  山形〜天童〜河北町〜寒河江〜山形の田園地帯を約60km走ります。
途中でランチに山形の蕎麦を食べます。
  文翔館8:00もしくは県立中央病院8:30集合。13:30帰還予定。
  ヘルメット、グローブ着用。
  自転車もお貸しします(台数に制限あり)

第59回フォーラム終了
2012/04/23

4月21,22日の両日、東京駅近くのアストラテックの研修室において、第59回のスマイル倶楽部フォーラムが開催された。

洗練されたヨーロピアンな研修室は、そこにいるだけで何となく賢くなったような気がする。
田舎から出てきた者たちにとっては、ただいるだけでドキドキしてしまう・・・そんな二日間だった(笑)

初日は、スマイル倶楽部としては極めて珍しい心理学のテーマ。高木幸人による、精神分析から人との交わり方までを、各自エゴグラムのチャートを作成して勉強した。

症例検討会では、新潟開業の瀬高先生による3Dに関する症例、千葉開業の佐藤忠敬先生による少数歯欠損へのインプラント対応症例について供覧があり、活発なディスカッションが行われた。

懇親会は、翌日の講師である大塚隆先生、アストラテックの社員の方々をも交えて、大いに飲み、食いまくりの2時間半だった。今年から新入会した先生、出戻った先生の紹介もあり、新鮮な気持ちで新年度を迎えることができた。

二日目は、大塚先生から終日臨床例を通してのインプラントに必要な、診査診断、治療計画から、アドバンスドな外科処置、補綴の設計などについての講義が行われた。
たくさんの症例を提示していただいたが、どれも決してアクロバチックなものはなく、堅実で無理のない臨床が大切であることを学んだ。
冒頭に「インプラントシステムによる、臨床成績の差なんてないんだよ」という大塚先生の言葉が印象的。その裏には、術者による成績の差が大きいのだということを含んでいることを、私たちは理解しなければならない。

第59回フォーラムのご案内
2012/03/17

▼日時:2012年4月21日(土)15:00〜
         22日(日)16:00
▼会場:アストラテック梶@研修室
 〒104-0031 東京都中央区京橋1-3-1 八重洲口大栄ビル 11階
http://www.astratech.jp/company/gaiyou.html#honsha_map

▼プログラム
21日 14:30 受付開始
   15:00 開会 タカギの挨拶 事務連絡
   15:15 講義「交流分析とエゴグラム」
               講師:高木幸人
   自己の性格分析とより良い人間関係(対患者、対スタッフ、対一般社会)の確立を、科学的に行います。
   17:00 症例検討会
   18:30 懇親会『居酒屋 かまどか 京橋店』
       http://r.gnavi.co.jp/b439558/
22日 09:30 開場
   10:00 講演と実習、デモ (昼食をはさむ)
       『OsseoSpeedインプラント 新表面性状、特徴とその臨床』
        講師:大塚 隆先生(川崎市開業)
   16:00 終了

【会員限定】

第58回フォーラム終了
2012/02/27

2012年2月25日、26日の両日、東京、上野のモリタ研修室をお借りして、第58回目のフォーラムが開催された。

初日は、2月16〜18日にサンディエゴで行われたICOI Winter symposiumの報告会で、桜井、西川、佐藤(忠)、山口(敦)が、それぞれの視点からレポートした。
また、高木によるシンポジウムでの講演内容を、日本語で発表し、米国でのインプラント界へのそのインパクトの大きさを、スマイル倶楽部の会員で共有した。

懇親会は「豚道楽」にて。大いに盛り上がった。
翌日は、前日の豚料理を受けて。豚の顎骨を使った外科の実習。
特にテーマを決めずに、各自思い思いにインプラントの植立、骨切除、口腔前提拡張術など、スキルアップの時間に当てた。
2日目午後は、ヒアルロン酸の歯科への応用と題して、田中寛先生から講義とデモを受けた。その後ほうれい線を消すためのヒアルロン酸注入を相互実習で試してみた。終了時にはプチ整形を受けた美男子がたくさん出来上がった。

第58回フォーラムのご案内
2012/01/11


第58回スマイル倶楽部フォーラムは下記のとおり開催します 
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日時:2012年2月25日(土)15:00開始 
       26日(日)16:00終了

会場:東京 モリタ研修室
 http://japan.morita.com/access/index.html#tokyo

プログラム:
【25日】
15:00 開会 
15:15 2月16-18日サンディエゴでのICOIウインターミーティングの報告
17:00 講演「長期症例から学ぶインプラント成功の鍵」(高木幸人)
    *サンディエゴでの講演内容を、日本語で話します。
18:30 懇親会
【26日】
09:30 開始:インプラントと周辺外科について説明
10:00 豚骨を用いて、外科手技の自学自習
    *各自一体ずつ豚骨を用意します。外科の基本から、アドバンスな
     外科手術を、もう一度豚骨で復習しながら手技向上を図ります。
14:00 ヒアルロン酸の歯科での応用(講師:田中寛先生)
    16:00 終了

*豚骨を用いた外科実習では、練習用SPIキット、骨補填材、テルダーミス
などの材料は用意しますが、外科器具(メス、ピンセット、剥離子、持針器、
針・糸・・・・など)は、各自必要なものをご持参ください。

会員限定のフォーラムです。

第57回フォーラム終了
2011/12/01

2011年11月26、27日の両日にわたって、福島市穴原温泉「渓苑・花の瀬」にて第57回フォーラムが開催された。

久しぶりの温泉での勉強会。
穴原温泉でも、ホテルの目の前を流れる摺上川の崖が地震で崩れたままになっていて、ここも被災地なんだな、という思いがした。

6種類の超音波切削器具を一堂に集めて、実際に骨を削ってその切れ味や発熱の具合を試してみた。
これほどまでに差があるとは・・・
とても意味のあるイベントだった。

夜の宴会では、帰宅の心配がないので大いに飲み、大いに食った。
その後部屋に戻ってからの名物車座座談会では、久しぶりに復帰した田中寛先生のプレゼンを中心に、エンドレスで熱い討論会が繰り広げられた。
酒が全くなくなったところで、就寝。

楽しく語らい、そして福島のはやい復興を祈った。

第56回インプラントフォーラムのご案内
2011/10/01

第57回インプラントフォーラム

日時:2011年11月26日午後2時半開始
27日午前10時終了

場所:「渓苑 花の瀬」 
http://www.tsuki-hana.com/
    福島市穴原温泉新湯7 Tel.024-542-0800
内容:「超音波骨切削器具のすべて」
プログラム
 26日(土)
14:30 開会
14:40− 基調講演「超音波骨切削器具の現在」高木幸人
15:00− 各社企業からの商品説明(各社約15分程度)
16:30− 各商品を実際に使ってみよう!(デモと試用)
18:00− 温泉タイム(裸の付き合い)
19:00− 懇親会(宴会)
21:00頃から 浴衣掛けで車座座談会→時間無制限
 27日(日)
朝食後 解散


今回は会員限定です。

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